自由に設計できる?

狭小地に住宅を新築するときに、空間のひろがりを感じさせるようないろいろな工夫をしていく上で、もっとも根本的で大切なことは、自由に設計できるかどうか、ということではないでしょうか。

設計の自由度が大きければ、その分、多くの選択肢の中から、もっとも適したアイデアを実現しやすくなります。

1フロアを間仕切りのないワンルーム構造にして、天井を高くして吹き抜けもつけたい。と想いをめぐらせても、構造強度が許さなければ、間仕切り壁を入れない訳にはいきませんし、天井高も抑えなければいけないこともあるでしょう。吹き抜けだって希望より小さくしないとダメ、ということもあるはずです。

家づくりは、何を優先するかの戦いです。無理なことは妥協せざるを得ないこともあります。が、最も優先させたい点が実現できない、ということになってしまったあげく、一生のうちそうそう何回もない家づくりのチャンスに悔いが残る結果になるのは、あまりにも残念です。

そこで、なるべく設計自由度が高い構造がつくれる工法を選ぶということになります。家づくりはもちろんコストとの戦いでもある場合が多いでしょうから、木造でもっとも自由に設計できる工法・構造を選ぶのが、現実的な選択となるのではないでしょうか。